けものフレンズ第1話から第10話までみた感想、考察⑥。最終回までみても謎は解明しないであろう2つの理由。ネタバレ注意

続きです。

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あと2話ですべての謎はわかるのか。

これ、結局わからないんだろうなー、と思います。

理由は2つあります。

  1. すべての謎を整合性をもって説明することはとても難しいことだから。
  2. アニメはあくまで、「けものフレンズプロジェクト」の一部であるから。

1.について

アニメは今まで、とてもたくさんの伏線や謎を張り巡らし、視聴者を引っ張ってきました。それはもう、たくさんあります。このサイトでもいくつかご紹介してきました。

物語で最終的に「その伏線はこういうことだったんだよ」と作中で説明して、それで視聴者が納得し、かつ、お話しも楽しめるものにする。それって、本当に難しいことです。

そもそも、おもしろいお話しをつくる、ということはそれだけでとても難しいことです。

それでいて、すでにパブリッシュしたお話しや設定と矛盾を起こさないようにする。もう、めちゃめちゃ難しいです。

だから、アニメに関わらず様々なメディアで、やり手のストーリーテラーでさえ、最後に失敗してしまいます。物語の終わりで、伏線の回収に失敗し、晩節を汚す、といってはアレですが、そういう作品は多々思いつくでしょう。

それであれば、謎は明らかにせず、解釈の幅をのこすということにして、ほったらかす

風呂敷は広げるよりもたたむほうが難しいからです。そして、謎を放置しても許される理由が、けものフレンズにはあります。


2.について

まず、プロジェクトチームのインタビューをみましょう。

梶井:ゲームとアニメ、コミックの3つは、一見するとバラバラなようでいて、実はつながっているんです。ゲームはすでにサービスが終了したため遊べませんが、3つを理解している人からすれば、共通点が見えていると思います。

(・・・)

たまたま最初に世に出たのがゲーム(2015年3月にリリース)だったというだけですね。よく「原作はゲームだ」とおっしゃる方がいますけど、実はそんなことはないんです。ゲームはいろいろなアイデアがあるなかのひとつとして考えてました。『けものフレンズ』はさまざまなメディアを使って盛り上げていく複合プロジェクトなんです。

http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1488452395

 

こういうことから、けものフレンズは決してアニメだけで完結しているわけではないのです。

ですから、アニメですべての謎を明らかにする必要はないのですね。

しかも、仮に伏線を回収しなくてよいのであれば、お話しづくりの負担も大幅に減るのですから。

さらに、別のメディアでプロジェクトを展開するための「引き」になりますから。


そういうわけで、お話しの本筋に絡む謎は解明されるとは思いますけど、アニメで伏線はすべて回収するぜ、ということはしないのではないかなー、と思います。

(例えば、ヘラジカちゃんが、「図書館は、しんりんちほーに入って、二番目の分かれ道を右だ」と案内していたのとか、絶対判明しないと思う)

 

さて、今夜11話です。楽しみに待ちましょう。

どきどき・・・


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